2009年10月16日金曜日

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アイントホーフェン工科大学のフォトコンテストにマー坊の写真を送ってみました。
是非皆さんの一票を!

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http://www.oktoberkennismaand.nl/foto/87

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2009年10月13日火曜日

モンテッソーリ・スクール







先日はオランダ人のママ友達に誘われて、近所のモンテッソーリ・スクールの学校説明会に行ってきた。アイントホーフェンの中心街にあるのだが、大通りを一歩入ったところにあるので、今まで全然気づかなかった。学校の建物はオランダらしいガラスと鉄筋の近代建築で、庭には子ども達が上って遊ぶ土の山やら木からぶら下がったタイヤのブランコなどがある。


説明会は夜8時から。マー坊はハームに託して、私は一人で参加した。ぞろぞろと集まった父兄は約50名。ほとんどはオランダの白人中産階級といった風情だったが、中には中国やインドネシアから来たと思われる移民の姿も見られた。


まず、コーヒーとクッキーが振舞われた後、学校のディレクターがパワーポイントを使って「モンテッソーリ教育とは何か」を説明した。


モンテッソーリ教育は20世紀初めにイタリア人の精神科医、マリア・モンテッソーリが開発した教育法。「子ども達が何かを学ぶにはそれぞれ最適の時期がある」という考え方から、自由な環境の中で子供たちが各自のペースで自発的に学んでいくことが重視されている。だから、同じ教室内で各自がばらばらの課題に取り組んでいる風景がみられるという。


教材も独特だ。文字は石版ならぬ「砂版」に指で書くことで覚え、計算はそろばんのような道具を使って原理を習い、地理はパズルを使って場所を覚えるなど、五感を使って学ぶ仕組みになっている。ディレクターの説明の後、我々は部屋の隅に並べられたこれらの教材を実際に手にとって見ることを薦められた。赤と緑に塗られたチェスボードみたいな板やら、積み木みたいな小道具やら……カラフルで、ちょっとオールドファッションにも見える教材がたくさん並んでいた。


説明会があった次の朝は、ムーハーやマー坊も一緒に、学校を見学した。全体を見渡してみて驚いたのは、学校がとても静かなこと。説明会で聞いた通り、教室内では生徒たちがそれぞれ自分の課題に取り組んでおり、机で計算ドリルをしている子もいれば、床に敷いた布の上で文字をくり抜いたフェルトのような物で単語を学習している子もいる。その間を先生やアシスタントが見て回り、生徒と同じ目線に顔を近づけて、小さな声で何か話している。


1クラスの人数は30人ほど。こんなに皆がバラバラのことをやっていて、誰が何を達成したのか把握できるのだろうか?ある先生に質問してみたところ、先生は特別な表を持っていて、各生徒が何に取り組んでいるか、何を達成したかを記録しているのだという。もちろん「読み」「書き」「計算」など、各自が達成しなければならない基準はあるので、皆がまんべんなく課題に取り組めるように先生が課題を方向づけるケースもあるという。


普通の教室のほかにはジムやプレイルームなどもあった。廊下にはコンピューターが据えられており、ここで自習している子もいる。壁には皆が作成した図画・工作の作品やら社会学習の発表などが展示されており、全体的にカラフルで明るい雰囲気だった。


この説明会と見学会を通して、私はこの学校がとても気に入ってしまった。校舎が広々としているのがいいし、自由でありながら皆が静かにそれぞれの作業に集中しているというのが面白い。そして何よりも、生徒達の間を歩いている先生方が皆とても親しみやすく、外国人の私でも気楽に質問できる雰囲気があった。これは子供たちにとっても大事なことだと思う。ハームとマー坊もそれぞれこの学校が気に入ったらしく、マー坊などは学校の庭の山に登ったままなかなか下りて来ず、家に帰りたがらなくて困ったほどだ。

モンテッソーリ教育というのは一風変わった「オルタナティブ教育」というイメージがあったので、まさか自分の子供を行かせるとは想像できなかったのだが、実際に見てみると随分と考えが変わるものである。もし、自分がもう一度小学校に通うなら、こういう学校に行きたいと思わせるものがあった。マー坊はおそらく4歳からこの学校に通うことになるだろう。

ちなみに、オランダでは様々な教育法の小学校があり、ほかにもシュタイナー教育を実践する「フリースクール」や1クラスに複数の学年の子供が同席する「イエナプランスクール」などがある。せっかくの機会なので、いろんな教育法の学校を見学したいと思っている。
※この学校はとってもフォトジェニックだったのに、見学会のときにカメラのバッテリーを持っていくのを忘れてしまった。うぅぅ大失敗!

2009年10月3日土曜日

アイントホーフェン工科大学


理系オタクの祭典、アイントホーフェン工科大学の「オープンデー」が日曜日に開催された。大学が一般に開放される日で、日本でいえば「大学祭」ってことなのだが、屋台が並んだり、ミス・ユニバーシティ・コンテストが催されたりすることはなく、内容は科学に徹したマジメなもの。ただ、子供たちが楽しめるように工夫が凝らされており、将来の学生獲得を狙う大学の長期戦略が見えた。















↑ハームが所属する電気工学科の中の目玉イベント「雷を作る」。 マー坊が部屋に入った途端に怖がったので、結局見られなかった。


















↑ハームの研究グループが作ったICを覗き込むマー坊。この部屋がいちばん地味だった。















↑これは3Dテレビ。目が疲れるので長時間は見ていられない。


















↑「ワッ!」と声を出すと、センサーが音を読み取り、画像化してくれるというもの。この画像はあとでプリントアウトしてもらえる。


















↑ロボット工学は花形。ロボットサッカーは子供たちに大人気。














↑マー坊がいちばん楽しんでいたのは機械工学。なんてったってマー坊の大好きな自動車がある。本日、私とマー坊が一緒に写った写真はコレだけ。ちゃんと写さんかいっ!!!














↑電気自動車。私も運転したかったのだが、この車、値段が11万ユーロ(約1400万円)と聞いてびびってしまった。この日、なんだかんだ言って、いちばん楽しんでいたのはハームである。









2009年9月29日火曜日

プレ幼稚園の保護者会

先週末までは晴れ、23-24度という非常に気持ちのいい秋日が続いていたのだが、今週からすっかり冷え込んできた。雨が降りそうで降らない灰色の空。いよいよモノクロの秋冬に突入か。

今晩はプレ幼稚園の保護者会の会合があった。この保護者会は先生2名とママ4名から成り、私もメンバーの1人に名を連ねている。今日は我が家を会場に提供したので、夜8時過ぎからぞろぞろと皆がやってきた。

今日の主な議題は「7月の遠足の反省点」と「秋の行事」だった。このプレ幼稚園は親同伴の遠足を年数回企画しているのだが、私とマー坊は7月の遠足には参加できなかったので、この議題についてはほとんど口を挟めず。「秋の行事」については、10月に近くの有機農場に遠足に行くことや、ハロウィーンのカボチャランプを皆で作ろう…という企画が持ち上がった。オランダにはハロウィーンの伝統がないが、ここにもアメリカ文化の影響はどんどん浸透している。

普段はプレ幼稚園の送り迎えでちらっとしか顔を合わせない面々。こうしてお茶を飲みながらゆっくり話し合えるのはなかなか愉しい。私は新入りメンバーなので、皆、私がどの子の母親なのか知らなかったようだが、「いつも大泣きしている子ですよ」と言ったら、「ああ!あの男の子ね!!」と、皆分かったようだった。マー坊は「大泣きする子」として有名になっている。

「うちでは靴を脱いでいただきます。どうか脱いだり履いたりがラクな靴を履いてきてください」とメールで前もって知らせてあったからか、今日は気温が低いにも関わらず素足とサンダルで来た人が多かった。スリッパもないので、2時間弱に及ぶ会合で、足が冷た~くなってしまったのではないかと思う。次回の会合は11月4日。次回はプレ幼稚園内で集まろうということになった。

↓先週末、ぽかぽかバルコニーで昼寝をするマー坊。


2009年9月28日月曜日

アイントホーフェン図書館
















図書館でミッフィー(オランダでは「ナインチェ」)の絵本が無料でもらえるという情報を得、早速行ってみた。児童書コーナーではブルーナさんの小さな作品展が開かれており、そこでうろうろしていたら職員の女性がやってきて、「はい、あなたの本よ!これは返さなくてもいいのよ!」とマー坊に絵本をくれた。本屋では6-7ユーロで売っている絵本。全国の2-5歳の子供を対象としているのだが、何とも太っ腹な企画である。

児童書コーナーでマー坊の「電車の本」を探した後、一通り図書館の中をぶらぶら。2階のカフェにも行ってみた。ここは先月リニューアルオープンしたばかりで、前よりスッキリした感じのデザインになっていた。大きなガラス窓の向こうにはフィリップス関連のビルや高層住宅が立ち並び、一瞬、大都会に来たような錯覚に陥る。子供がぬりえやパズルをするコーナーも設けられており、大人が雑誌や本を読みながらゆっくりできるよう工夫されている。早速ホットチョコレートでも飲もうと思ったら、あと10分(夕方5時)で閉店ということで、今回はあきらめた。


音楽コーナーも充実。いろいろなジャンルの楽譜やCDが豊富に取り揃えられている。ギターの楽譜は小さな別室に集められており、そこには机とイスとアコースティックギターが据えてあった。楽譜を見ながら実際にギターを弾いてみてもいいんだろうか?リスニングコーナーは家具や内装も近未来的で、キューブリックの映画を髣髴とさせる。一度、子供なしでゆっくり来たいものだ。

この図書館では、貸し出しも返却もすべてセルフサービスとなっており、自分で本とカードをスキャンし、コンピューターに読み込んでレシートを受け取ることになっている。図書館カードを作るには、年間の貸出し冊数に応じて年間10ユーロから48ユーロを支払わねばならない(15歳まではタダ)。CDやDVDを借りる場合は、1枚当たりさらに1-2ユーロを支払う仕組みとなっている。高い税金を払っているのに、図書館がタダでないのは納得できないが、ここの図書館だったらまあいいか、という気もしてくる。まだオランダ語の本をバンバン読める段階にないのだが、これから寒い冬もやってくることだし、もっと図書館を利用したいと思う。

2009年9月21日月曜日

はじめての別れ















以前、近所に住んでいたドイツ人ファミリーがドイツに引っ越してしまってから早2ヶ月。意外にも早く再会の日がやってきた。ご主人のアレキサンダー氏がオランダに出張に来たついでに、一家4人で家に遊びに来たのだ。4歳の女の子と2歳の男の子がいるファミリーで、彼らが滞在した3泊4日、家はとても賑やかになった。

子供たちが夜ちゃんと寝てくれるかどうか、潔癖症のハームの機嫌が悪くならないかどうか……など、彼らが来る前はいろいろと気を揉んだのだが、子供たちは思ったよりお行儀が良かったし、ハームも愛想はないもののあからさまに機嫌の悪い様子を見せたりはしなかったので、私もこの4日間、忙しいながらもとても楽しいひと時を過ごした。

いちばん楽しんでいたのはもちろん子供たちだ。近所のほかの子供たちも誘って、皆でりんご狩りを楽しんだり、農場を見に行ったり……いいお天気に恵まれて最高にヘゼリグな週末だった。マウリッツはお友達が泊まりに来るという初めての経験をして、心なしかまた少し成長したように見えた。

そして日曜日。4歳の女の子ソニアは、もう別れが何を意味するのかを知っており、車に乗り込む前から目を真っ赤に腫らして泣いていた。ほかの小さい子供たちは、一家を乗せた小さなプジョーがクラクションを鳴らしながら行ってしまうのを「バイバーイ!」といいながらあっけらかんと見送った。

皆が帰った後の家は、しーんと静まり返っている。私が何気なくピアノをぽろんぽろんと弾いていると、マウリッツはそれをソファーの上で静かに聴いていた。しばらくして私がマウリッツの方を見ると、随分としんみりして泣きそうな顔になっている。「マウちゃん、どうしたの~?」と聞くと、いきなり「わ~ん」と泣き出した。どうやら、静かな家に帰ってきてから、寂しさがこみ上げてきたらしい。初めて経験する友達のお泊り。そして別れの寂しさ。2歳の子供には分からないだろうと思っていたのだが、ちゃんと分かっていたのだ。楽しいこと、辛いこと、これからたくさん経験して大人になっていく。

2009年9月14日月曜日

新しい動き