2007年9月22日土曜日

ベルリン





ハームの出張にくっついて、ベルリンに行ってきました。私にとっては1989年以来18年ぶりの再訪です。すっかり大都会になってしまって、びっくりしました。特に旧東側の変化は大きく、いまやオシャレなカフェやギャラリーやショッピングセンターが立ち並び、ニューリッチの香りがぷんぷん。至るところ工事現場なのもちょっと中国チックだと思いました。

今回の旅はハームの同僚の奥さんと子供も参加したので、日中は彼女と一緒に2人でベビーカーを押しながらの行動となりました。観光やショッピングを楽しめましたが、一方でドイツ人の不親切さには閉口してしまいました。もちろん親切な人もいるのですが、大体において地下鉄の乗車時などではベビーカーを抱えるのを助けてもらえないし、カフェやレストランではカジュアルなところでも子連れはあまり歓迎されていない印象を受けました。オランダではいろんな場面で皆がさっと助けてくれるし、知らない人も子供をよくあやしてくれるし、子連れで一人で行動しても困ったことは一度もありません。オランダは子供や子供連れの家族にとてもやさしい社会なのだなあと改めて気づかされ、外国に行って初めてオランダが恋しくなりました。

今はアイントホーフェンに帰ってきてほっとしています。マウリッツは旅行中、私達を困らせることはありませんでしたが、子供ながらに場所が変わったことは感じていたようで、家に帰ってきたらとてもリラックスしているのが分かります。マウリッツにとってはベルリンもロンドンもパリも知ったこっちゃなく、やっぱり平凡な規則正しい日常を送るのが一番心が落ち着くのでしょう。アイントホーフェンのイケてない日々に、ちょっと光明が差したような気がしました。

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