2010年12月31日金曜日

あけましておめでとうございます。

皆さま、あけましておめでとうございます。今年もオランダは花火と爆竹の爆音の中、新年を迎えました。雪は降っていませんでしたが、カウントダウンとともに明けた新年は濃い霧が立ち込め、花火はよく見えず、爆音ばかりの夜でした。(↓はオランダの大晦日に食べる“オリボールン” と言われるドーナツです)


マー坊は「花火を見る」と言って、頑張って起きていましたが、夜中0時に外に出た途端、花火の爆音に完全にパニック!近所の人に新年の挨拶もせずに、泣きベソをかいて家の中に駆け込んでいました。


2011年も皆さんにとって、健康で楽しい1年となりますように。本年もどうぞよろしくお願いします。




2010年12月30日木曜日

テキスタイル・ミュージアム






















年末の1日。近所の人のオススメで、Tilburg(ティルブルグ)にある「テキスタイル・ミュージアム」に行ってみました。外観は古いレンガ造りの建物とガラス張りのモダンな建物がドッキングしており、とてもオランダらしいミュージアムです。

古い紡績機械が動くところがみられたり、ワークショップではカラフルな糸や織布が作られるプロセスが紹介されていたりして、布好きの私にも、マシーン好きのマー坊にも楽しいミュージアムでした。

ミュージアムショップも素適。食器拭きとテーブルクロスが中心の品揃えですが、フェルト製の子供用ルームシューズやオシャレな毛布など、ほかでは見られない商品がたくさんありました。

2010年12月24日金曜日

ホワイト・クリスマス

「ホワイト・クリスマス」っていうのは、ちらちら~っと雪が降って、ちょろちょろ~っと積もるぐらいがいいですが、今年のオランダは本当に雪深いクリスマスになりました。24日の朝は30センチぐらい雪が積もっていたので、やっとのことでマー坊をプレ幼稚園に連れて行きました。徒歩10分以内の近所なので助かりましたが、ざっと見たところ半分ぐらいの子供が欠席だったようです。





















この日は子供達が自分で作ったローソクや紙ナプキン立てをテーブルに並べ、皆でクリスマスランチです。薄暗い部屋に小さな灯りをともすと、何となく神聖な気分になるのか、子供達は静かに座ってサンドイッチを食べていました。私はボランティアでクリスマスソングをピアノ演奏。

午後になってハーム両親が南部リンブルグからやってきました。オランダは南部に行くほど雪がひどく、彼らが車で来られるかどうか微妙なところでしたが、何とか無事に着きました。クリスマスディナーのメインディッシュは彼らが持ってきてくれることになっていたので、もし彼らが来られなくなったらすごくしょぼいディナーになるところでした。

これがディナー。前菜は私の担当で、トマトとモッツァレラチーズをオーブンで焼いて生ハムとバジルを乗せたサラダ。ムッチャ簡単ですが、とても相性のいいコンビネーションです。そしてハーム父が作るメインは鴨肉とプラムのコンフォートでした。写真ではヘビーに見えるけど、例年のウサギ肉よりずっと軽くて美味しかったです。デザートには日本のレシピを見ながら「ブッシュ・ド・ノエル」を作ってみました。うまくできた!こういうところで、ささやかな達成感を味わっています。

マー坊は我々からのほかに、日本のじぃじ、ばぁば、そして私の祖母や叔母からもプレゼントをもらってウハウハ状態。早速、ハーム両親にもらったドクターセットで皆を診療します。私もハーム両親から「ル・クルーゼ」の大きな鍋をもらって大喜びでした。我々からのプレゼントは小さいものばっかりだったので、完全に「エビ鯛」状態。また彼らをディナーに招待しなくては…。








ハーム両親は1泊して、25日も1日家で過ごしました。25日は素晴らしい青空になりましたが、すごく寒いのでマー坊を連れてちょっと散歩しただけで、あとはずっと家で食べたり飲んだり、テレビを見たり、おしゃべりしたり……まさに日本の正月のような1日でした。






2010年12月19日日曜日

また雪…




ヨーロッパはまた寒波に襲われ、オランダでも金曜日から雪の影響で高速道路が大渋滞したり、電車や飛行機がストップしたりしています。昨夜はアイントホーフェンでも雪が降り続き、今朝はまた雪が積もっていました。雪は何日か降るぐらいだと楽しいですが、こうなるとなかなか身動きも取れず、結構迷惑な存在です。

2010年12月4日土曜日

雪の毎日



こちら雪が降ったり止んだりの週末です。子供達はソリ遊びをして楽しそう。近所のパパがソリを引っ張ってくれました(彼の死にそうな表情に注目)。

2010年12月3日金曜日

シンタクラース・パーティ
















3日(金)にはマー坊の通うプレ幼稚園にもシンタクラースがやってきました。朝10時、プレ幼稚園の隣にあるイベント用会場に子供+父兄が続々と集まり、皆で歌を歌いながらシンタクラースの到来を待ちます。私はボランティアでピアノ演奏を担当。










しばらくすると、「Kom naar binnen met je knecht(お供と一緒にいらっしゃい)」というノリノリの曲に合わせてシンタクラース登場。タネを明かしてしまえば、このおじいさん、近所にお住まいのボランティアです。昨年に引き続き今年も引き受けてくれました。昨年はプレ幼稚園側で用意した衣装を着ていましたが、今年はなんと衣装まで自前。やる気まんまんです。


シンタクラースは舞台上の席に腰を下ろし、子供の名前を1人ずつ呼んで、舞台に上らせます。
シンタクラースが持っている本には子供達1人1人の性格や普段の生活の様子が書かれていて、彼はこれを見ながら子供達に話しかけます。





マー坊の順番になり、マー坊舞台へ。まずはシンタのおじさんと握手。緊張して固まっている様子です。「キミは飛行機が大好きで、毎日飛行機の話をしているんだね」とシンタクラースに言われ、「Ja(はい)」とまじめな顔で答えるマー坊。そして、「シンタクラースの歌が歌えるかい?」とマイクを向けられると、「シンタクラース、ボノボノボノ…♪」という有名な歌の出だしを歌い出しました。……しかし、頭が真っ白になってしまったのか、そこでストップ。家でさんざん練習したので、ガクーッときましたが、シンタのおじさんはすかさず「Good zo(よくできました)!」と褒めてくれ、皆からも拍手が沸きました。プレゼンターのズワルトピートからプレゼントを受け取って、マー坊満足そうでした。


シンタクラースは12月6日にまた蒸気船でスペインに戻る予定。シンタクラースイベントもいよいよ大詰めです。










2010年12月1日水曜日

厳寒




本日はマイナス10度ぐらいまで気温が下がり、一日中細かい雪が降っておりました。マー坊は近所のサンドラちゃんとソリ遊びに興じます。子供は大喜びですが、この寒さの中、外に立っている大人は辛い……!!

2010年11月30日火曜日

自分で上着

プレ幼稚園で習ってきたジャケットの着方です。

2010年11月29日月曜日

初雪


月曜午後から雪が降り始め、今朝は少しですが積もっていました。マー坊は朝から張り切って、車の雪を落としたり道路の雪かきを手伝ったり大忙しです。

最後に雪だるまと記念撮影をしました。今週から急に冷え込みがきつくなったオランダ。明日は気温がマイナス10度ぐらいまで下がるとの予報が出ています。

2010年11月18日木曜日

保母さん体験記

マー坊が通っているプレ幼稚園で、今朝は保母さんを体験してみました。子供達の父兄がボランティアで参加できるのです。

朝8時半。まず教室に入ると、子供達は見送りに来たパパやママと一緒にパズルをしたり、絵本を見たりしています。そして8時45分ぐらいになると、パパやママがぼちぼち家に帰り始めます。このときパパやママと別れるのが辛くて泣く子が数人。初めプレ幼稚園に慣れるまで、うちのマー坊もかなりドラマチックに泣いたものでした……。

その後、午前10時ぐらいまでの約1時間半は自由時間のようです。驚いたことに、この間ほとんど子供達はほったらかし。先生は2人おりますが、どちらも子供の教材を作ったり、部屋のデコレーションを季節に合わせて変えたり、事務作業をしたりするのに忙しくて、ほとんど子供達にノータッチです。私も先生の作業を手伝っていました。

この間、男の子達は車のオモチャで遊んだり、女の子達はぬりえやままごとをしたり……。この歳から男の子と女の子で遊び方は随分違います。しかし、しばらくすると男の子も女の子も皆で椅子を縦に並べて「電車ごっこ」が始まり、大人が指導せずとも子供達だけでちゃんと組織立てた遊びができるのを見るのはとても興味深いことでした。















自由時間の後は歌を歌いながらオモチャをお片づけ。そしてコの字型に並べられた机について、子供達は持参した果物やパンを食べます。あるトルコ移民の女の子は小さく切ったニンジンとブロッコリーを生で、しかも何もつけずに食べており、私は思わず「偉いね~!」と感嘆の声を上げてしまいました。

続いて席についたまま工作の時間。今回はシンタクラースのお供、「ズワルト・ピート」が被っている帽子を皆で作りました。いつもはがさがさと落ち着きのないマー坊も、皆に合わせてチンと座って工作に集中しています。「やればできるじゃないか!」と私は密かに感動していました。

工作の後は上着を着て、皆で外遊びをします。冬は寒いのでほんの15分ほどでしたが、子供達はフレッシュな空気を吸って元気いっぱいに駆け回っていました。

11時過ぎに再び部屋に戻ると、丸く並べられた椅子に座ってクッキーとジュースをもらいます。そして食べ終わった頃に絵本の読み聞かせです。このとき、私は家から持参した絵本を皆の前で読みました。私のオランダ語でもみんな静かに聞いてくれてひと安心。最後に皆で歌を歌って11時半におしまいです。
保母さん一日体験で、子供達の「社会生活」を垣間見られたのは本当に面白い経験でした。2-3歳の子が十数人集まると本当に大変ですが、小さくてもそれなりに規律を守ることができるのだなあ……と感心しました。人間はやっぱり社会的な動物なのですね。

2010年11月15日月曜日

かぶりものいろいろ







マー坊、実はかぶりものが好きです。

上左から
◎子供番組のキャラクター「小人のPLOP」
◎自転車のヘルメット
◎ズワルトピート
◎シンタクラース

2010年11月12日金曜日

シンタクラース上陸







今年もシンタクラースの季節がやってまいりました。シンタのおじさんは例年の如く、「ズワルトピート」というお供を連れてスペインから蒸気船でオランダに上陸し、これから約3週間ほどの間、いろんなイベントに出席したり、子供達にプレゼントやお菓子をくれたり大忙しです。
昨年までよく分からないままにイベントに参加していたマー坊も、今年はシンタクラースの到来を楽しみに待っていたり、シンタクラースの歌を歌ったりしています。今日はシンタのおじさんがアイントホーフェンにやってきたので、早速センター街の舞台を見に行きました。街のいたるところでズワルトピートがお菓子を配っていました。マー坊も早速、お菓子をもらいにズワルトピートのところに行きましたが、ちょっとこわごわ。これは実際、大人が見ても怖いです…。

2010年8月18日水曜日

小人を探せ!















今日は近所の公園でもよおされていた「小人探し」をしました。お庭や森の中で小人の看板を探します。



















そして、それぞれの小人の横にはバケツに「課題カード」が入っていて、そこに書いてあることを実際にやります。お花にお水をあげたり、藁人形を作ったり、チョウチョのオモチャを作ったり……。マー坊は今、小人が出てくるオランダのテレビ番組に夢中になっているので、大喜びで小人を探しておりました。




森の中では誰かが捨てたのか、生まれたばかりのネコの赤ちゃんがダンボール箱の中で寝ていました。まだ目も開いていません。