2011年4月30日土曜日

女王誕生日は商売で

昨日の英ロイヤルウェディングに続き、本日はオランダの女王誕生日でした。街中にオランダの国旗がはためき、街行く人々が皆オレンジ一色になります。



この日は許可なしで商売をしても良い日となっており、国中でフリーマーケットが開かれます。私も今日は友人Kさんが中心になって開いた「出店」をちょっとお手伝いしました。Kさん達が作ったお寿司セットが特に人気で、午後3時ごろにはすべて完売となっていました。



オランダ人の商人魂はちゃんと子供の頃から鍛えられていて、各店を見ながら広場をブラブラしていると「そこのご婦人!このブローチきれいですよ、いかがですか?」などと、子供からも声をかけられます。手作りの楽器を演奏するヘナチョコ・バンドも頑張っています。中には濡れたスポンジを顔めがけて投げさせる「サービス」を提供する体当たりの商売も。


元手をほとんどかけずにお金を儲ける様々な商売を目にして、私もいろいろアイデアが浮かんできました。椅子だけ用意して、あとは指2本で商売する「シアツ(指圧)」、手相をみる「なんちゃって占い」、バリカン一つで「即席散髪屋」などなど。来年以降、何かやってみようかな~。

2011年4月28日木曜日

K太郎、ほぼ4カ月








マー坊に比べてかなり影の薄~いK太郎ですが、その後もすくすくと成長し、すでに4カ月になろうとしています。 最近はさすがに1日20時間睡眠ではありませんが、それでも朝、昼、夜とよく寝る男です。

夜は最終的に9時ごろ寝て、朝6時半までは寝てくれるので、夜中の授乳がなくなりました。朝起きても泣いたりせずに、一人でニコニコしながら手足をバタバタさせています。

人間が一生のうちに溜める「親孝行ポイント」が大体決まっているとすれば、K太郎はこのポイントを赤ちゃんのうちにかなり溜めてしまったことになる。とすると、もしかしたらKちゃんは思春期に私に向かって「クソババ!」とか言うのかもしれない。でも、こんなに寝てくれるなら許す、K太郎。今日も朝まで寝てくれますように~!


2011年4月16日土曜日

デュッセルドルフの週末

ひさびさにデュッセルドルフに行ってきました。和食レストラン、日本食材のスーパー、日本のベーカリー、日本の美容院、日本風カフェ、本屋……などが揃っていて、いつ行っても心が和みます。ヨーロッパでは有名な日本人のオアシスで、ジュネーブなどの都市に住む日本人も、休暇には泊りがけで訪れるそうです。ここに日帰りで行ける所に住んでいるというのは、日本人としてとてもラッキーなのかもしれません。




我々のデュッセルドルフコースはだいたい決まっています。まず昼頃ついて「やばせ」で寿司ランチ。そして、日本食スーパー「松竹」と「ベーカリー・マイ・ハート」で買物をした後、地下鉄でデパート「Kaufhof」へ。ここのデパ地下でドイツのパン、ハム、コーヒーなどなどを買い込んだ後、どこかでお茶。そしてライン川沿いをブラブラした後、夕方に「匠」のラーメンを食べ、ホテルニッコーでトイレに入ってから帰ります。
マー坊はトラムと地下鉄とボートが見られるデュッセルドルフが大好き。地下鉄かトラムに乗るのは、我々の義務となってます。K太郎は今回初めてのドイツ。というか、初めての外国。実はまだパスポートを作っていないので、本当は違法になっちゃうのだそうです。早くパスポート作らねば…。
↑週末、ドイツ人はビールを飲みながらサッカー観戦。この日はドイツフンデスリーガの試合があったので、盛り上がっていました。

2011年4月10日日曜日

マー坊、学校へ行く

オランダでは子供が4歳の誕生日を迎えるとすぐに学校に通います。学校といっても初めの2年間は幼稚園のようなものですが、幼稚園の年長に当たる5歳からは義務教育となっています。

マー坊も7日に4歳になったので、翌週の11日から毎日学校に通い始めました。日本のように皆が一斉に入学するわけではなく、すでにみんなの友達の輪ができあがっているところに入っていかねばならないので、入学当初の状況はある意味日本より過酷です。

朝学校に到着し、事前に手紙で知らされていたリンダ先生のクラスに直行しました。クラスの皆は、朝から自習。書き取りをしている子、計算を練習している子、積み木で遊んでいる子、お絵かきをしている子――マー坊の通うのはモンテソーリ・スクールなので、皆それぞれ自分の興味に合わせて様々な課題に取り組んでいます。



マー坊は早速、積み木コーナーで坂を作って遊び始めました。でも、周りは知らない子ばっかりだし、何だか心細そうです。



担任のリンダ先生は、マー坊の周りに集まってきた男の子たちを紹介します。このクラスには4歳~6歳の子供が一緒になっていて、入学したてのマー坊はもちろん最年少です。

学校は基本的に午前8時半から午後2時半まで。ただ、水曜日と金曜日は半日で、それぞれ11時45分までとなっています。はじめの二日間、別れ際にマー坊は泣いていたので私も不安でしたが、午後に迎えに行くと、元気に外で皆と遊んでいました。早くお友達ができますように!




2011年4月8日金曜日

街頭募金



日本が大震災で大変なことになってしまって、オランダにいる我々も安穏としているわけにはいかない…ということで、週末に街頭募金活動をしました。オランダでは何をするにも許可証が必要になるのですが、募金活動も例外ではありません。市役所に申請に行ったところ、初めは「しかるべき団体でないと申請できない」などと言われて諦めかけましたが、ちょっと強気に交渉してみたところ、個人申請でも例外的に認めてもらえました。未曾有の被害状況を目にして、オランダ人としても援助活動を妨げてはいけないという気持ちになってくれたのだと思います。




ねらい目は土曜日のデパート前広場。当日は日本人女性の有志たちが10人ほど集まりました。とにかく目立たなければ…ということで、浴衣やハッピを着て、募金箱やポスターを首からかけ、色とりどりの折鶴を入れたカゴを手に持ちます。そして募金してくれた人に折鶴を渡しました。午後からは琴奏者のMさんも駆けつけてくださり、内掛けを羽織ってお琴を披露してくれました。待ち行く人たちは珍しい光景に立ち止まって、しばしMさんの演奏に耳を傾けたり、写真を撮ったりしていました。



日本の震災についてはオランダでも大きく報道されていたので、オランダ人の関心も高く、たくさんの人が募金をしてくれました。中には50ユーロ札や20ユーロ札を入れてくれた人もいて、「オランダ人はケチ」というイメージが覆されました。子供たちも自分の小さなお財布から貴重な1ユーロ、2ユーロコインを入れてくれました。


午前11時から午後5時ごろまで活動して、集まったお金はなんと2013,57ユーロ(約24万円)!多くの人から「がんばって!」と声をかけられ、お金以上のものを得ることができました。この日集めたお金は、オランダ赤十字を通じて日本の被災地に募金しました。


翌日の10日はMさんのお琴を中心としたチャリティ・コンサートが開かれ、170人のお客様が参加。お寿司の販売やバザーコーナーも盛況で、集まった義援金は3000ユーロを超えました。オランダの人たちも皆、日本を応援しています。1日も早く日本が復興しますように……。これからも何か自分たちができることを継続的にやっていきたいと思います。

2011年4月6日水曜日

マー坊、4歳の誕生日

4月7日、マー坊はおかげさまで4歳になりました。6日は日本人のお友達、7日は近所のお友達を呼んで2回にわたって誕生パーティを開きました。

↑みんなにお誕生日ソングを歌ってもらって、ちょっと恥ずかしそうなマー坊。



↑ワクワクのプレゼントタイム!お友達も群がります。



↑この日はとてもいいお天気で、最後はみんなで元気に外で遊びました。


一緒にお誕生日を祝ってくれたお友達、どうもありがとうございました~!!!