日本では1年に1回学校で健康診断があって、保健室や体育館で子供達が一列にズラーッと並んで順番に身長、体重、座高などを測ったりしたものでしたが、マー坊の健康診断は随分と違ったものでした。
まず、事前にGGD(市の保険機関)から健康診断の日時と場所が記されたお手紙が届きます。その日時でこちらの都合がつけば、直接GGDに出向いてマンツーマンで診断を受けることになるのです。当然、普通に学校のある平日になるので、その日は学校の先生に登校が遅れる旨を知らせます。
個室に通されると、まずは担当者がマー坊にいろいろ質問をします。
「学校は楽しい?」
「放課後にお友達と遊ぶ?」
「スポーツクラブや習い事に通っている?」
次に事前に渡されていた質問票を元に、私に質問が飛んできます。
「お子さんはちゃんと好き嫌いなく食べていますか」
「親の言うことを聞きますか」
「学校であったことを話していますか」
などなど。
その後、色盲の検査、視力・聴力チェック、そして身長・体重を測ります。
↓視力チェックは日本と同じ。
ドーナツ型の丸の開いている部分がどの方向を指しているかを答えます。
↓ 右目・左目を隠すのは、ヘンなメガネ。
↓聴力チェック。音が聞こえている間、ボタンを押すシステム。日本と同じ。
マー坊は今のところすべて正常でした。
市が提供するこの健康診断、マンツーマンで結構お金がかかっていると思われます。
さすがにこれを年1回施す財政的ゆとりはないようで、次のチェックは5年後とのこと。
む~~親としては集団で年1回の方が有難いですが、オランダ人はプライベート重視なのかもしれませんね‥‥。