2008年10月18日土曜日

ねこちゃん




うちの近所をよく徘徊している大きな灰色のしまネコちゃん。いつも私の足元に寄ってきて、のどをグルグル言わせながら体を摺り寄せてきます。マウリッツやほかの子供たちがたちまちネコを囲みこみ、めちゃくちゃに撫ぜたりしっぽを引っ張ったりするのに黙って耐えており、実に感心なネコちゃんなのです。毛並みもきれいだし、おとなしいし、おそらく野良じゃないと思うのですが、誰もどこのネコなのか知らない。

昨日はうちの前までやってきてニャアニャア鳴くので、お腹がすいているのかと思い、ミルクをあげたらぺろりと平らげました。「1度えさをやってしまうと、毎日来るかなあ…」とちょっと心配していたら、案の定、今朝もドアの前まで来ていました。ネコ好きのマウリッツは大喜び。まあ、いつもマウリッツがお世話になっているし、と思って、またミルクをやりました。これで、うちはネコちゃんの「えさをくれる家リスト」に完全に組み込まれてしまいました。

写真のマウリッツはネコの顔。「ンナー」と言ってネコの鳴きまねをします。

2008年10月11日土曜日

2008年10月8日水曜日

子供農場

オランダにはいたるところに「子供農場」があります。うちの近所でも自転車で30分以内の距離に4つぐらいの子供農場があり、ここでは子供たちが草食動物に触れたり、牛の搾乳風景を見たりすることができます。 ちょっと前までマウリッツは動物には知らんぷりで、ブンブンと機会音がうるさいモーター室やら、大きなトラクターやらの方に興味を示していたのですが、最近は積極的に動物を見にいきます。ニューネンではヤギの小屋に入って大はしゃぎ!

2008年10月7日火曜日

お母さんといっしょ

マウリッツがはまっている日本のテレビ番組『おかあさんといっしょ』。お友達のイリアちゃんと一緒にDVDを見ながらノリノリです。

2008年10月6日月曜日

マウリッツ、1歳半




マウリッツは今月7日で1歳半になりました。


最近の傾向

1)私のことを「ナイナイ」と呼ぶ。最近はほかの子供たちまで私を「ナイナイ」と呼ぶようになってしまった。

2)ムーハーのことは「タタ」と呼ぶ。

3)いくつかの歌が歌えるようになった。歌詞はまだ宇宙語だが、音程はかなりしっかりしている(ハームよりうまい!)

4)手の動きをつけて踊れるようになった。

5)背が伸びて、いろんなものに手が届くようになった。ドアノブも時間の問題……!

6)それでも取れないものがあると、指で指してサルみたいにキャーキャー叫ぶ。

7)「ンナー!」と言ってネコの鳴きまねをする。鳴きまねをするときは、鼻にしわを寄せて、顔までネコっぽくなる。

8)大人と同じものを食べられるようになった。マー坊の好物はお好み焼き、たこ焼き、やきそばと関西系。

9)それに伴い、うんちがむちゃむちゃ臭くなった。


だんだんいろんなことができるようになってきて楽しく面白い反面、意思表示が激しくなってきて大変。諭して聞かせることができるようになるまで、あと1年ぐらいはこんな感じだろうか。体重が12キロ以上ある一方で、抱きかかえなくてはならない場面が多いのが難。一番かわいい時でもあるので、ずっとこんな時期を楽しみたいような、早く大きくなってもらいたいような、複雑な気分だ。


さて、そんなマー坊が最近はまっているのが、NHKの幼児番組『おかあさんといっしょ』。日本人の友人がDVDを何枚か貸してくれたので、毎日繰り返し繰り返し見せている。マー坊はオランダのテレビ番組でも2つぐらいお気に入りがあるのだが、集中して見られるのはせいぜい10分程度。しかし、日本語がオランダ語より分かるからか、日本の幼児番組の作り方がいいのか、この『おかあさんといっしょ』は30分ぐらいの間ものすごい集中力で見続けている。マウリッツがこのDVDを見ていてくれる間は私もいろんなことができるので、たとえ30分でも大助かりだ。おかあさんといっしょ、万歳!

2008年10月3日金曜日

スコットランド






先週末に行ったスコットランドは、素朴な温かさに満ちていて実にいいところでした。

私が泊まったB&Bがあるのはアラントンという実に小さな村で、周りは緩やかな丘を背景に、羊がのんびりと草を食んでいる風景が見られます。宿のオーナーのポールとチャンスはとても親切な人々で、私が着いた夜には美味しい紅茶で迎えてくれました。マウリッツをムーハーに託し、一人不安な気持ちでスコットランドに来た私の心は、この温かい紅茶で随分とほぐされたのでした。部屋も英国調のインテリアがラブリーで心地よく、幽霊が出そうな雰囲気は全くありません(スコットランドの古い建物には幽霊が多いと聞いていたので、私はちょっと金縛りにあうんじゃないか…と恐れていた)。




友人の結婚式は、B&Bからさらに車で20分ほど行ったDunsという所にある古城で開かれました。人前結婚という形で、宗教色はなし。新婦のお母さんが、すばらしいクイーンズイングリッシュで朗読した詩が印象的でした。




ジーンズで出席する人がいるほどラフなオランダの結婚式とは違い、イギリス人は形式を重んじると聞いていたので、私も久々に赤いタイシルクのツーピースを着て出席。「女性は頭に帽子か羽を身につけなければならない」などとも聞いていたのですが、これはパスしました。しかし若い人はともかく、イギリス人のおばちゃま達はさすがに全員お帽子。羽はバカ殿チックになる危険が伴いますが、お帽子はとても素敵です。ここにも英国の様式美を見た気がしました。




結婚式の後はレセプション→ディナー→コーヒータイム→ダンスタイムと、延々と夜中12時半ごろまで続いたのでした。私はAllantonでもう1泊して、エジンバラ経由でオランダへの帰途につきました。エジンバラでは1時間半だけ時間があったので、市内観光バスでぐるっと街を一周。黒く煤けたような建物の中をつるつるの赤いバスが走る様子は、やっぱりとても英国的ラブリーな感じでした。1時間半は短すぎたので、是非とももう一度訪れたいところです。