2012年4月29日日曜日

ロボカップ

連休初めの日曜日は、Sportcentrumで開催されたロボットの展示会「ロボカップ」を見に行きました。
 メインはロボットによるサッカーの試合。私たちが見たのはアイントホーフェン工科大学と、ドイツの大学チームとの戦いでした。誰かがコントロールしているわけではなく、ロボットが自分で考えて動いているのがミソ。味方を認識して、正しい距離にボールをパスするのはかなり高度な技術が要るものです。人間の試合みたいに激しくぶつかり合ったりはしないので、全体的に礼儀正しく静かな試合ですが、観客はかなりエキサイトして、味方が得点する度にワーッと歓声を上げていました。


 ロボットとはあまり関係がありませんが、子供が楽しめるように「化学コーナー」も設けられています。子供達は白衣を着てミニ博士に!

マー坊も早速白衣に着替え、いろんな薬品を調合してバスオイルと歯磨き粉とスライムを作りました。
 できあがったバスオイルとポーズ!メガネをかけるとなんかパパっぽいぞ?!
 小さな恐竜ロボットと戯れるコーナーも。K太郎は初めのうち恐竜をやさしくなぜなぜしていましたが、そのうち床に叩きつけ始めたので早々に退散しました。

2012年4月27日金曜日

有機農場へ遠足

金曜日は5月連休に入る前の最後の登校日。皆でGenneperparkにある有機農場に遠足に行きました。ボランティアで私も子供達に付き添いました。
 ↓まずは農家のおじさんのお話を聞きます。「動物がびっくりするので、農場で走ったり、大きな声で叫んだりしてはいけませんよ」との注意も。マー坊を含め、聞いていない子も多数……。
 ↓この後は小さなグループに分かれて、牛小屋やニワトリの産卵場などを見学。ニワトリの卵があるかどうか、箱の中をそーっと覗くマー坊。お友達のカレットくんは始終鼻をつまんでいました。

 大きな牛にもひるまないK太郎。動物がたくさんいるので、指を指しては奇声を上げて喜んでいました。
 泥で遊ぶブタ。近くで見ていた男子は泥をかぶって大喜び!
 チーズ作りの作業工程も見学しました。ここのオールドチーズは素晴らしく美味しい!!売店で買うことができます。ほかにも新鮮な卵、肉、野菜などが売っていて、私はこの日も買物したい衝動にかられましたが、子供達の付き添いで来ていたのでグッと我慢しました。

農場のインフォメーションはこちら↓

2012年4月26日木曜日

初めての散髪

 K太郎の髪が伸びてきて「女の子ですか?」と聞かれることが多くなったので、散髪することにしました。

日本から母に送ってもらった散髪用のシートを首の周りに付けると、すでに嫌がって泣きベソをかいています。この年だとアメを舐めさせるわけにもいかないし、DVDの効力も薄いし、じっと座らせるのが至難の業。5分ぐらいで切り上げねばなりませんでした。
それでもK太郎は髪の毛がカールしているので、カットが適当でも何とかまとまるので楽ちんです。散髪後はちょっとお兄さんぽくなりました。

2012年4月22日日曜日

タイランド・フェア

 
マー坊のチェロレッスンの帰り道、いつも車から見て気になっていた「Thailand Fair」のでっかい広告を見て、日曜日はお友達のKさんと一緒に子連れで「Beursgebouw」という展示場に行ってきました。入場料は大人8.5ユーロ(子供は無料)。入り口にも民族衣装を着た少女が立っていて、気分を盛り上げてくれます。

 中に入ると、そこは夜のタイランド。暗い会場内には屋台がいっぱい並んでいます。しかし、売っている物をよく見ると、タイ以外にもベトナム、インドネシア、インド、中国あたりまでごちゃまぜ。まあ、想定内の展開です。我々は早速、エビの春巻きや魚ボールなどをつまみました。どれも美味しいけど、辛さと酸っぱさにパンチがなく、やっぱり「オランダ人向け」といったところ。これも想定内の展開です。しかし、入場料を取る割にお値段が全然安くないのは想定外でした。

 ↑こんな涅槃(ねはん)像みたいなのも売っています。
↑こんな大きなキンキラキンの円盤も。こちらすでに売約済みでした(一体、何に使うんだろう…)?
↑タイの高級ヴィラを扱う不動産業者も来ていました。お値段は50万ユーロ(約5300万円)ぐらいから…!



そして、会場前方の舞台の上では、ひっきりなしにタイの舞踏や歌が繰り広げられていました。
子供達は意外にも舞台の催しを真剣に見入っておりました。

 ↓思わず一緒に踊り出すK太郎。
 タイといえばマッサージ。ありました、ありました。こちらは30分で10ユーロとかなりお得。ものすごく惹かれましたが、子供達の間が持ちそうになく、仕方なく諦めました…。

この展示場はコンサート会場になったり、大古本市になったり、こうして物産展になったり、いろいろな催しが展開されています。日曜日も開いているので、何もやることがない時はここの催しをチェックするのもいいかも。

2012年4月21日土曜日

Opaの誕生日

4月はマー坊に続き、私、そしてOpa…と誕生日が続きます。土曜日はOpaの誕生日を祝うため、皆でまたリンブルグに集まりました。今回の集合場所は「Drielandenpunt」。オランダ、ベルギー、ドイツの国境が交わるところ、そしてオランダ一標高が高いところ(海抜323メートル)です。

ここにあるレストラン「De Bokkerijder」で遅いランチを食べました。私が頼んだのはラム肉のバジルソースがけで、付け合せにホワイトアスパラガスが付いていました。今年初めてのホワイトアスパラは意外な形でいただきましたが、とても美味しかったです(写真手前)。このレストランから眺める景色は最高!そして、ここは室内遊技場もついているので、子供連れにも最適です!


K太郎はフリッチェ(フライドポテト)。一丁前にケチャップなんか付けてます。

このDrielandenpunt付近には大きな野外公園もあります(↓良い子の皆さんは真似しないでね!)。
そして「LABYRINT(迷路)」もあります。入場料は大人3.25ユーロ、子供2.75ユーロ。道の途中が噴水になっていたり、行き止まりがたくさんあったり、結構難しい迷路で、大人が真剣にやっても出口まで1時間ぐらいかかります。
 マー坊は途中で噴水の水を避けるため、噴水脇の石に上るという反則も……(良い子の皆さんは真似しないでね!)。
 ひとしきり遊んだ後は、Opa、Omaの家でケーキを食べました。私たちからOpaへのプレゼントはビール&イベリコハム詰め合わせ!イベリコハムはヨーロッパでも高く、自分ではなかなか買わないものなので、とても喜ばれました♪Opaは今年77歳。いつまでもお元気で!

2012年4月17日火曜日

歌の発表会

月曜日、リンダ先生からのお手紙に「明日は発表会があるので、見たい方は14時に学校に来て下さい」と書いてあったので、いつもより早めに学校にお迎えに行きました。

子供達はひな壇のように3段に並んでスタンバイ。みんな、パパママを見つけて嬉しそうです。
突然のご招待にも関わらず、結構たくさんの父兄が集まっていました。

子供達が披露してくれたのは4曲ほどで、発表会は15分ぐらいで終了。短いけど、楽しい発表会でした。

2012年4月15日日曜日

ミシュラン★ランチ

今日は日本人ママ友達と、Nuenenにある「De Lindenhof」でミシュランランチ。
http://www.restaurant-delindehof.nl/

レストランウィークでいつもより安いコースが食べられるという特別な日でした。
舌平目、ホタテ、鴨肉、レモンケーキ、チョコレート……もうこれはアートです。全部美味しかった。ワカメやら柚子やら、日本の食材も多く使われており、シェフはかなり日本料理からインスピレーションを得ているようでした。







このレストランはミシュラン一ツ★ですが、量も多すぎず少なすぎず、個人的には前回の「De Leuf」よりこちらの方が好みです。

今週末、2日間続けて子守をしなければならなかったダンナには感謝。そして、このところご馳走続きだったので、しばらくはお茶漬けの日々になりそうです……。

2012年4月14日土曜日

武士道は愛である。

今日はOisterwijkにある空手スクールのイベントに行ってきました。この空手スクールの生徒を相手に、コルシカ島在住30年の日本人、中橋秀利先生が特別レッスンを公開するというイベントで、私は友人と一緒にこのイベントの一環である「折り紙コーナー」をお手伝いしました。

 午前は子供の部、午後は大人の部で、総勢80人ほどが出席。皆さん、真剣なまなざしで中橋先生の指導を受けていました。

レッスンに続いて、空手や居合道のデモンストレーションも。大きなオランダ人が「ハッ!」「ヤァッ!」と気合を入れながら、長い棒をブンブン振り回す様はすごい迫力がありました。居合道のお兄さんのたたずまいは、完全に「ルパン三世」の五ェ門。



世界各地には結構たくさんの日本ファンがいて、彼らが日本ファンになったきっかけはアニメだったり寿司だったり様々なのでしょうが、本日私が目にした人々が一様に心を傾けているのは、「武士道」でした。

イベントの後、なぜか私もレッスンの受講証をいただきました。受講証に中橋先生が書いてくださったお言葉は「武士道は愛である」。マー坊やK太郎がもう少し大きくなったら、何か日本の武道をやらせるのもいいかもなあ……なんて思いました。

↓これが糸東流空手だ!

2012年4月12日木曜日

ピアノ調律師

いつも忘れた頃にやってくるピアノ調律師のおじさん。調律が終わると、いつもシューマンとかブラームスとかの曲を弾いてくれます。ロマン派が好きらしく、結構曲の好みが合うので、おじさんとはいつも音楽の情報交換をしています。

2012年4月11日水曜日

My Birhday

マー坊の誕生日に続き、私の誕生日もやってきますが、例年マー坊の誕生会でヘロヘロになってしまい、自分の誕生会は開きません……が、今年は子供達が寝た後、夜8時半から近所の人を数人呼んでオランダ式にケーキを食べました。

それでもケーキだけは「オランダ式」でなく、東京っぽい(フランス式かな?)のを選びました。
お求めはGeldropにある「Jacques van Bragt」まで!
http://www.jacquesvanbragt.nl/

誕生日の朝、ハームからは花束贈呈。マー坊からはたくさんプレゼントが入った袋をもらいましたが、中を開けたら全部K太郎のオモチャが入っていました……。

2012年4月10日火曜日

マー坊誕生会・その4

さて、マー坊の誕生会もいよいよ大詰めを迎えました。休み明けの火曜日(月曜日はイースター2日目で学校はお休み)には、クラスで誕生会を祝ってくれました。

オランダでは誕生日の本人が皆にプレゼントやケーキを振る舞うという習慣があり、子供たちもその例外ではありません。私はクラス30人分の「Traktatie(ごちそう・もてなし)」を用意しなければなりません。果物、カップケーキ、アメ・マシュマロ、ポップコーン、ポテトチップス、鉛筆・ペンなどの文房具……といったものが一般的で、私たちは↓を用意しました。


朝10時15分に私とK太郎も学校でスタンバイ。クラスの子供達が椅子を丸く並べて座っています。その中でひときわ高い椅子に座っているのが、今日の主役のマー坊です。

王となったマー坊は床に置いてあるカードをめくる者、楽器を鳴らす者、王の耳を支える者などを指名します。カードには次に何をするか、誕生日プログラムが書いてあり、皆はそれに沿って歌を歌ったり「ケーキ」上に花火を点したりします。




オランダ語の誕生日の歌以外に、皆で英語の「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」も歌ってくれます。英語の次は、このメロディに合わせて「ハンキーパンキー・シャンハイ」「マドリッド・オレィ」という歌詞が続き、踊り付きで「世界一周の歌」ということになってます。




皆に一通り祝ってもらった後は、マー坊が皆に「もてなし」を配ります。その時、皆は目を閉じて手を出します。何がもらえるかは、目を開けるまでのお楽しみ♪ そして最後は、皆が順番にマー坊の前に出て握手をします。「おめでとう」「ありがとう」


K太郎もベビーカーに座って、皆の輪の中に参加していました。女の子にモテモテでした。