2008年6月17日火曜日

快進撃続く

もうオランダが止まらない。今日はルーマニアと対戦だった。この試合、オランダはたとえ負けたとしてもクオータファイナル進出はもう決まっているので、何と補欠チームを投入。皆が血眼で臨む試合にこれだけリラックスできるとは、何たる贅沢よ!

かわってルーマニアはこの試合に勝利した場合のみ、次に進出できる。負けたり引き分けたりした場合は、ここで終わりなのだ。当然、ツワモノを集めた最強の状態で臨んでいるだろう。


しかし、前半早くもオランダホケツチームがリード。フンテラーという選手が先制点を入れた。彼はまるでゴッホの農民画に出てくるような、農家の少年みたいな顔をしている。オランダの快進撃で、急にこんな晴れ舞台に出られるようになり、お父さんもお母さんもさぞかし喜んでいることだろう。


後半に入っても、ルーマニアはほとんどボールを取ることもできず、最後の5分ほどで更にオランダに1点を許すことになり、結果、2対0で負けてしまった。 ルーマニアはかなり貧しい国なので、個人的にはこういう舞台で頑張ってもらいたかったが、いやはや残念。勢いに乗ったオランダチームはもう、誰にも止められない。次の試合は21日(土)で、ロシアかスウェーデンとの対戦となる。


ちなみに、このオランダ×ルーマニア戦と同時にイタリア×フランス戦があった。どちらか勝った方がクオータファイナルの可能性があったため(ルーマニアが仮にオランダに勝った場合は、どちらもアウトだった)、両国とももう必死だ。我々は時々テレビのチャンネルを変えてこちらを見ていたのだが、けが人は出るわ、レッドカードはでるわで、やっぱりすさまじかった。


結局、イタリアが2対0でフランスに勝った。これで「死のCグループ」からはオランダとイタリアが次に進出する。ユーロカップはこれからが本番となる。

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