2007年11月17日土曜日

シンタが街にやってきた!





オランダではこの時期、サンタクロースでなく「シンタクラース」が街にやってきます。今日はアイントホーフェンでシンタクラースのパレードがありました。シンタクラースは白いお髭のおじいさん。黒人のお供(ズワルト・ピット)を引き連れて、はるばるスペインから船に乗ってやって来ます。


うちの近所も通るというので、早速マウリッツをつれて見に行きました。以前ユトレヒトで見たパレードでは、ズワルト・ピットが歩きながら子供にお菓子を配ったりしていたのですが、ここアイントホーフェンのズワルト・ピットはお菓子もくれないし、地元の大企業フィリップスのTシャツを着ていたりして雰囲気もイマイチ。シンタクラースもこちらを向いてくれなかったので、正面の写真が取れませんでした×××


ズワルト・ピットは通常、オランダ人(白人)がドーランで顔を真っ黒に塗りたくって扮装しているので、大人の私が見てもかなり不気味です。マウリッツもあれを見たら怖がって泣くのではないかと思っていましたが、あっけなく通り過ぎたパレードに、マウリッツは気付きもしませんでした。


これから12月までオランダ各地でシンタクラースのパレードが見られます。そして、シンタクラースは12月5日に煙突から各家に入って、子供たちにプレゼントを置いて行くということになっています。


それでは12月24日の夜、オランダにサンタクロースは来るのでしょうか?答えはノー。でも、オランダの子供たちは12月25日に家族や親戚からクリスマスプレゼントをもらえます。12月はオランダの子供たちにとって、2度プレゼントがもらえる美味しい月なのです。

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