2010年12月24日金曜日

ホワイト・クリスマス

「ホワイト・クリスマス」っていうのは、ちらちら~っと雪が降って、ちょろちょろ~っと積もるぐらいがいいですが、今年のオランダは本当に雪深いクリスマスになりました。24日の朝は30センチぐらい雪が積もっていたので、やっとのことでマー坊をプレ幼稚園に連れて行きました。徒歩10分以内の近所なので助かりましたが、ざっと見たところ半分ぐらいの子供が欠席だったようです。





















この日は子供達が自分で作ったローソクや紙ナプキン立てをテーブルに並べ、皆でクリスマスランチです。薄暗い部屋に小さな灯りをともすと、何となく神聖な気分になるのか、子供達は静かに座ってサンドイッチを食べていました。私はボランティアでクリスマスソングをピアノ演奏。

午後になってハーム両親が南部リンブルグからやってきました。オランダは南部に行くほど雪がひどく、彼らが車で来られるかどうか微妙なところでしたが、何とか無事に着きました。クリスマスディナーのメインディッシュは彼らが持ってきてくれることになっていたので、もし彼らが来られなくなったらすごくしょぼいディナーになるところでした。

これがディナー。前菜は私の担当で、トマトとモッツァレラチーズをオーブンで焼いて生ハムとバジルを乗せたサラダ。ムッチャ簡単ですが、とても相性のいいコンビネーションです。そしてハーム父が作るメインは鴨肉とプラムのコンフォートでした。写真ではヘビーに見えるけど、例年のウサギ肉よりずっと軽くて美味しかったです。デザートには日本のレシピを見ながら「ブッシュ・ド・ノエル」を作ってみました。うまくできた!こういうところで、ささやかな達成感を味わっています。

マー坊は我々からのほかに、日本のじぃじ、ばぁば、そして私の祖母や叔母からもプレゼントをもらってウハウハ状態。早速、ハーム両親にもらったドクターセットで皆を診療します。私もハーム両親から「ル・クルーゼ」の大きな鍋をもらって大喜びでした。我々からのプレゼントは小さいものばっかりだったので、完全に「エビ鯛」状態。また彼らをディナーに招待しなくては…。








ハーム両親は1泊して、25日も1日家で過ごしました。25日は素晴らしい青空になりましたが、すごく寒いのでマー坊を連れてちょっと散歩しただけで、あとはずっと家で食べたり飲んだり、テレビを見たり、おしゃべりしたり……まさに日本の正月のような1日でした。






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