2008年2月17日日曜日

新中華スーパーがオープン!




本日、アイントホーフェンに新たな中華スーパー「東方行(Amazing Oriental)」がオープンした。中国語を勉強している近所のオランダ人、ヤニーさんがこの情報をいち早くキャッチし、私に知らせてくれた。彼女も是非、買物がしたいということで、今日の午後一緒に行ってみた。


この中華スーパー、アイントホーフェンの中心街付近では3軒目になるのだが、面積は最大で、他2店を大きく引き離している。だいたいこの手のスーパーは中華を中心に、日本、韓国、インド、タイ、インドネシア、ベトナムなど、アジア全般の食材がごちゃまぜに取り揃えられており、狭い店内に入ったとたんに独特の匂いがぷわ~~んと漂っているものなのだが、この「東方行」は広々としていて、ちゃんと「スーパー然」としており、変なにおいも漂っていない。今日はオープン初日ということもあって、店内はいろんな国の人でにぎわっていた。


はやる心を抑えて、入り口付近の冷蔵・冷凍食品から物色する。中華食材に混じって、福神漬けや糸こんにゃくを発見。思わず、わしづかみでカートに入れる。これらの商品は、これまでデュッセルドルフかアムステルダムに行かなければ手に入らなかったのだ。


早くもかなりテンションが高くなっていた私の横で、「あれ、ナオコさんではありませんか?」という声がした。振り向くと、そこにはオランダ在住30年の先輩、アケミさんがご主人と大きなカートを押していた。彼女もこの新たな食材スポットに興奮を隠せない様子。「嬉しいですよねー!!あそこにちりめんじゃこもありましたよ」「ええー!ちりめんじゃこ欲しい!!ここには糸こんにゃくがありますよ!」一瞬のうちに二人の高揚した魂は共鳴しあったのだった。


日本の食材はよく探さないと見つからないし、見つかったとしても怪しげな中国メーカーが作っていたりする。品質も到底良いとはいえないものも多いのだが、それでもオランダで見つける日本食材は、荒野に咲く一輪の花。中華スーパーはオランダ在住の日本人にとってオアシス的存在なのである。


今日は1時間以上店内を徘徊した後、福神漬け、糸こんにゃく、キムチ、ナシ(中国産)、餃子の皮、冷凍点心セット、乳ボーロ、焼きそば、ラーメン、中華ソーセージなどを購入した。帰りにレジのところでエリさんにも遭遇。彼女は来たばかりだったので、私は戦利品を見せながら「糸こんにゃくはあそこにあったよ!」などと、また一通り興奮したのだった。

0 件のコメント: