2009年6月11日木曜日

プレ幼稚園初日


記念すべきマウリッツ社会生活の第一日目。
今日は初めてPeuterspeelzaal(2歳過ぎから4歳未満の子供が通うプレ幼稚園)で午前中の3時間を過ごした。
朝8時半ごろPeuterspeelzaalに到着し、初めは電車のオモチャに夢中になっていたマウリッツ。このまま気づかれないようにそっと出て行こうかと思ったのだが、先生によればきちんとママとバイバイした方がいいということだったので、「バイバイ。また迎えに来るからね。おりこうさんにしていてね」と言って出口に向かったところ、案の定、追いかけてきて泣き始めた。後ろ髪を引かれる思いだったが、一人早足で家に帰ってきた。
10時ごろになって先生が家に電話をくれた。私が去った後15分ほど泣いていたらしいが、その後は泣き止んで他の子供と遊んだり、先生とぬりえをしたりして過ごしたという。「今も持参した果物を食べているところなので大丈夫ですよ」ということだったので、私もまずは安心した。
しかし、11時半前に迎えに行ったところ、教室の中から大きな泣き声が聞こえた。あれはマウリッツの声じゃないか……と思ったら、やっぱりそうだった。今日の授業(?)が終わったので、私が教室に入ると、しばらく泣いていたと見え、ヒックヒックして目が赤く腫れていた。私が「迎えに来たよー!どうして泣いちゃったのー?」と言って抱きかかえると、もう離さんとばかりに私にしがみついてくる。一時的であれ、私に知らない場所に置いていかれたのでそれが怖かったらしく、帰り道も全く自分で歩こうとせず、始終私にしがみついていた。
私自身が母親を離れて「社会生活」をし始めたのは4歳の幼稚園から。初日の心細さは、何となく覚えている。母によれば、私も母と離れる度にしばらく泣いていたという。遅かれ早かれ、この経験は誰もが通らねばならないものなのだ。かわいそうだけれど、仕方がない。
夏休み前はとりあえず、金曜日の午前中だけこのプレ幼稚園に通うことになっている。夏休み後にはこれを週2日に増やす予定。新しい友達に早く慣れて、楽しく通えるようになってほしい。



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