2009年9月28日月曜日

アイントホーフェン図書館
















図書館でミッフィー(オランダでは「ナインチェ」)の絵本が無料でもらえるという情報を得、早速行ってみた。児童書コーナーではブルーナさんの小さな作品展が開かれており、そこでうろうろしていたら職員の女性がやってきて、「はい、あなたの本よ!これは返さなくてもいいのよ!」とマー坊に絵本をくれた。本屋では6-7ユーロで売っている絵本。全国の2-5歳の子供を対象としているのだが、何とも太っ腹な企画である。

児童書コーナーでマー坊の「電車の本」を探した後、一通り図書館の中をぶらぶら。2階のカフェにも行ってみた。ここは先月リニューアルオープンしたばかりで、前よりスッキリした感じのデザインになっていた。大きなガラス窓の向こうにはフィリップス関連のビルや高層住宅が立ち並び、一瞬、大都会に来たような錯覚に陥る。子供がぬりえやパズルをするコーナーも設けられており、大人が雑誌や本を読みながらゆっくりできるよう工夫されている。早速ホットチョコレートでも飲もうと思ったら、あと10分(夕方5時)で閉店ということで、今回はあきらめた。


音楽コーナーも充実。いろいろなジャンルの楽譜やCDが豊富に取り揃えられている。ギターの楽譜は小さな別室に集められており、そこには机とイスとアコースティックギターが据えてあった。楽譜を見ながら実際にギターを弾いてみてもいいんだろうか?リスニングコーナーは家具や内装も近未来的で、キューブリックの映画を髣髴とさせる。一度、子供なしでゆっくり来たいものだ。

この図書館では、貸し出しも返却もすべてセルフサービスとなっており、自分で本とカードをスキャンし、コンピューターに読み込んでレシートを受け取ることになっている。図書館カードを作るには、年間の貸出し冊数に応じて年間10ユーロから48ユーロを支払わねばならない(15歳まではタダ)。CDやDVDを借りる場合は、1枚当たりさらに1-2ユーロを支払う仕組みとなっている。高い税金を払っているのに、図書館がタダでないのは納得できないが、ここの図書館だったらまあいいか、という気もしてくる。まだオランダ語の本をバンバン読める段階にないのだが、これから寒い冬もやってくることだし、もっと図書館を利用したいと思う。

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