2012年5月17日木曜日

イタリア・サルディーニャ島(4)

イタリアといえば食。サルディーニャ島でも美味しい海の幸・山の幸をリーズナブルな価格で楽しめます。私は普段、オランダでシーフード不足気味なので、サルディーニャでは毎日魚介類ばかり食べていました。
サルディーニャ島は「ペコリーノ」チーズでも有名です。ラビオリの中身やピザに使われていたほか、ヒラメの上にもかかっていたりして、その用途はかなり多岐にわたるようです。マイルドで豊かな味わいでした。


↓マー坊は毎日ピザ!

 サルディーニャ島のデザート「Seadas(セアダス)」↓この中身もペコリーノ・チーズで、地元のハチミツがかかっています。まろやかなチーズとハチミツの組み合わせが絶品!
 近所のスーパーでもチーズコーナーや魚介類が充実していました。サルディーニャは豚肉も有名なんだとか。

↓これは地元の伝統的な平パン「パーネ・カラサウ(Pane Carasau)」。パリパリとしていて、ペコリーノ・チーズと一緒に食べると、ワインが進みます。子供達もスナック感覚でパリパリ食べていました。

ちなみにサルディーニャ島の食べ物で私が事前に知っていたのは、生きたうじ虫が入っている「カース・マルツゥ」。以前に確か「世界ふしぎ発見」か何かで見て、恐ろしい食べ物があるものだ…と印象に残っていました。地元のスーパーやレストランでこれを見かけたらどうしよう……と、ちょっとした恐怖でしたが、これは衛生上、公には製造が禁止されているらしく、地元民の間では闇で取引されているとのこと。虫嫌いの私はホッと胸をなでおろしたのでした。

しかし、美味しいもの好きのイタリア人が、健康上や法律上のリスクを犯してまで食べたいチーズなのだから、おそらく絶品なのでしょう。うじ虫が糞として出したチーズが、ほどよく発酵されていて、パーネ・カラサウと一緒に食べると美味いんだそうです。食べたくないけど。絶対。

サルディーニャ島の旅報告はこれでおしまい。私たちが今回見たのは島の北東部のほんの一部でしたが、さすがイタリア、見どころ満載でした。ほかにも島全体でそれはそれは美しい風景が広がっているそうなので、また機会を見つけて是非行ってみたいと思います。

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