2009年7月5日日曜日

サンミゲル島・人びと編











世界中のどんな街に行っても必ず中国人に出くわすものですが、今回の旅では中国人どころか、アジア人らしき人にお目にかかりませんでした。何しろ大西洋の真ん中。アジアからはべらぼうに遠いのです。ただ、島の首都であるポンタ・デルガダでは1軒、中華レストランがあるらしいので、中国人住民はやっぱりいるようです。街の繁華街で『SAYONARA』というブティックを見かけましたが、オーナーが日本人だとは思えません。入る前から「サヨナラ」と言われても……。










観光客はポルトガル本土からのほか、オランダ、ドイツ、スウェーデン、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダからが多いようです。特にスウェーデンからの「エコ・ツアー」が目立っており、結構車がビュンビュン走る街道を立派なウォーキングシューズで歩いていました。

島の人びとは思ったよりテキパキとよく働きます。レンタカーやホテルでの滞在、観光、買物などでもトラブルなし。こんなにすべてがスムーズに行った旅行も珍しいです。スーパーマーケットは朝8:30から21:00まで営業しているし、カトリックの国なのに一般商店も日曜日は午後1時までオープン(オランダ人よりよっぽど働き者だ!)。島から出した絵はがきも1週間足らずで日本に到着しました。ホテルのお姉さんに「ここはシエスタ(昼寝の時間)があるんですか?」と聞くと、「ありません。それはスペインですよ!」と笑われてしまいました。ポルトガル人は意外とすごいのです。大航海時代に世界を制覇したのも、偶然ではないでしょう。
写真:現地で早速ガールフレンドを見つけたマー坊。ルナちゃんといいます。

0 件のコメント: