オランダでは誕生日の本人が皆にプレゼントやケーキを振る舞うという習慣があり、子供たちもその例外ではありません。私はクラス30人分の「Traktatie(ごちそう・もてなし)」を用意しなければなりません。果物、カップケーキ、アメ・マシュマロ、ポップコーン、ポテトチップス、鉛筆・ペンなどの文房具……といったものが一般的で、私たちは↓を用意しました。
朝10時15分に私とK太郎も学校でスタンバイ。クラスの子供達が椅子を丸く並べて座っています。その中でひときわ高い椅子に座っているのが、今日の主役のマー坊です。
王となったマー坊は床に置いてあるカードをめくる者、楽器を鳴らす者、王の耳を支える者などを指名します。カードには次に何をするか、誕生日プログラムが書いてあり、皆はそれに沿って歌を歌ったり「ケーキ」上に花火を点したりします。
オランダ語の誕生日の歌以外に、皆で英語の「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」も歌ってくれます。英語の次は、このメロディに合わせて「ハンキーパンキー・シャンハイ」「マドリッド・オレィ」という歌詞が続き、踊り付きで「世界一周の歌」ということになってます。
皆に一通り祝ってもらった後は、マー坊が皆に「もてなし」を配ります。その時、皆は目を閉じて手を出します。何がもらえるかは、目を開けるまでのお楽しみ♪ そして最後は、皆が順番にマー坊の前に出て握手をします。「おめでとう」「ありがとう」
K太郎もベビーカーに座って、皆の輪の中に参加していました。女の子にモテモテでした。
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