ローカルな電車を乗り継いで、Eindhoven→Tilburg→Roosendaal→Antwerpen経由で4時間ほどかかってブルージュへ。駅でロンドンからやってきた友人Nさんと合流しました。
ブルージュは中世の町並みと運河が美しく、イースター休暇を楽しむ観光客で賑わっていました。
街の雰囲気は、何となく「規模の大きなユトレヒト」といった感じ。
ブルージュのホテルは、ちょっと贅沢にKempinski Hotel。
街の真ん中にあり、どこに行くにもすごく便利なロケーションでした。
このホテル1階で早速アフタヌーン・ティー。タルトのカスタードは甘すぎないし、どれもすごく洗練された美味しさ!しょっぱなからベルギーグルメのレベルの高さを見せつけられます。飲み物も込みで15ユーロは安い!
街を歩けば、チョコレート屋に当たります。自慢の手作りチョコがいっぱい!
見ているだけで幸せな気分に。
↓朝食はServaas Van Mullenというパン屋さんで。クロワッサンやペイストリーが絶品。
ベルギー、レベル高すぎ!!
観光そっちのけで食べて喋ってばかりでしたが、最後にグルーニング美術館でヤン・ファン・アイクやメムリンクの作品など、中世フランドルの名画を見ました。
ブルージュを後にして、電車でゲントへ。
駅でGent在住の友人Mさんが娘さんと待っていてくれました。
入り組んだ小道を案内してもらいました。この小さな一角に40軒以上のレストランがひしめいているとか。さすがグルメの国。決して大きな街でないのに、この食のチョイスの幅が羨ましい…。
↓レトロなお菓子やさんも。
ギルドハウスが並ぶ運河沿い。
夜はライトアップされて幻想的。
夕食は↓劇場内の「De Foyer」というレストラン。
地元Mさんのオススメなので、やっぱりレベル高し。
お隣の国だというのに、どうしてここまで食のレベルが違うんだろう(涙)!
この近くのカフェ「MAX」でいただいたワッフルも軽くて優しい味わいでした。
またまた観光そっちのけで食べて喋ってばかりでしたが、バーフ大聖堂の祭壇画『神秘の子羊』は見逃しませんでした。ファン・アイク兄弟による大作です。
日本語の音声ガイドがあり、絵の意味するところや登場人物などを解説してくれます。
1時間ぐらいかけてじっくり鑑賞しました。
15世紀の完成以来、何度も戦火を逃れて移動を繰り返し、バラバラに所蔵されたり、またくっついたりしながら現在は盗まれた1枚(一番左下)を除いて完全な形で所蔵されています。
何世紀も超えて、こうして目の前にあるのが奇跡のようです。
↓バーフ大聖堂
楽しかったベルギー旅行はこれでおしまい。
また汚いローカル線に乗って、Eindhovenまで帰って来ました。
Nさんは家に一泊したので、次の日にPiet Hein Eekのカフェでランチ。
レベルの高いベルギーグルメの後なので、どうもやはりオランダの食事は粗野な感じではありましたが、Piet Hein Eekの素敵なデザイン・インテリアがこれをカバーしてくれて、Nさんが大いに喜んでくれたのは良かったです。
夢のベルギー旅行が終わり、また子供たちとバタバタした日々が始まりましたが、
まだ頭のなかボーゼンとしています…。
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